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「君の名は。」新海誠監督の映画を4本見る。感想!

今月の初旬にWOWOWで一気に放送された、新海誠監督のアニメを見てみました!

歴史的大ヒット作『君の名は。』その他、4作品を見る!

 

まず最初に、私はアニメーションはほとんど見ません。でも、ジブリ映画は見ます。(全部見ているつもりですが、映画館で見たのは「もののけ姫」以降かな)公開後に、かなり話題になったアニメはテレビ放映になったら見ます。まぁ、子どもが小さい頃は、「ドラえもん」なんかも見に行きましたが(笑)

君の名は。

君の名は。

最初君の名は。って聞いた時、あの大昔の「君の名は(1953)」の映画のリメイクかと思っていましたから・・・

最近のアニメはどうも受け入れがたく、以前新世紀エヴァンゲリオンを録画したのを見ましたが、5分でリタイアしてしまって、それ以降未だに見ていません。なので、この絵を見た時に、どんなに内容が良くても私は受け入れられないだろうと思っていました。(絵面は違いますが…)そんな先入観のもと、見始めました。 結論からいうと、ちゃんと全部見ましたし、

面白かったです!

まずは風景描写がリアルで驚きました。特に電車の中なんて、実写のようですね。描かれている東京の風景があまりにも身近で、頷いてしまう部分も沢山ありました。

この「風景」に対して、新海誠監督はインタビュー番組でこう語っています。

 

「風景とは、人の心とは切り離すことはできず、人の心が感じるものが風景である」

「人の心と関係ない風景は、存在しない」

そして君の名は。における、風景は田舎と東京のふたつ。

新海監督自身が長野県の生まれで、田舎の田園風景が大好きでそれが原点であるという。最初に上京してきた時には、「東京ってなんて汚い町なんだ…」と思ったとのこと。そんな東京でサラリーマン生活を続けて、毎日すり減っていく自分に

「人生を肯定したい」

という気持ちが現れ、東京で"キレイだと思うことを探し始める。そして、東京も少しずつキレイに思えるようになった。なぜなら、そこには「思い出」があるから…

「会ったことのない少年と少女の物語」

は、新海監督が手掛けたZ会のCM『クロスロード(120秒』に始まり、描き切れなかった思いが君の名は。への流れであり、根源である

「半分」

自分の会うべき相手は世界の半分。これが、原点。

時間の使い方が、本来ならわかりずらくなりそうなのに、見ていてもちゃんと整理されて頭の中に入ってきました。組み紐などの小道具の使い方も、綺麗でよかったです。人物も魅力的だし、声優も、音楽もよかった。

 

雲のむこう、約束の場所(2004) 

雲のむこう、約束の場所

雲のむこう、約束の場所

 

 2004年と、「今から13年も前の映画なのにほとんど変わってない!」って最初は思いました。普通、初期にさかのぼると恐ろしく古ぼけて見えるのに、そんな感じが全然しなかった。ただ題材的にSFっぽいのが入ってくると、興味減になってしまうので、内容的には入り込めなかったです。君の名は。も同じく次元を超えたSFなのに、すんなり見れたのですが…。

 

秒速5センチメートル(2007)

秒速5センチメートル

秒速5センチメートル

 

 これは、ストレート純愛で分かり易く、その分結構面白かった。ますます風景の描写がリアルになってきていた。電車が好きなのかな?やっぱり、電車の中の描写は特にすごいなぁ。ただ、内容として、そんなに好きなら、なんでもっと早くに会おうとしなかったのかなぁなんて、思ったりした(笑)スイマセン、ロマンチストじゃなくて💦

 

星を追う子ども(2011)

星を追う子ども

星を追う子ども

 

 この作品は正直、ジブリ映画に似すぎていて、無理でした。線の細い光溢れる、男女のロマンスあっての、新海ワールドなのに…(-_-;) 結局、途中で早送りしたもののリタイアしてしまいました。

 

言の葉の庭(2013)

言の葉の庭

言の葉の庭

 

 新宿は私の通学路であったし、予備校もあったのでとても親近感のある場所です。新宿御苑も何度か、訪れた場所なので臨場感がありました。雨のシーン、御苑の緑が綺麗でしたね。こういうストレートな純愛はいいのですが、主人公の女性は好きになれなかったです。

この映画以降、新海監督は、物語のエンディングを幸せな終わり方に変えたそうです。なぜなら、その前までは東京の日常が、このまま続くという感覚があったが、震災以降はそうではなくなったためだそうです。

新海誠監督の映画は先ほど述べた≪風景≫の美しさに加えて、すべての映画に共通しますが、≪光≫の使い方が印象的です。これはデジタルによる制作の賜物らしいのですが、とても特徴のある画風になっていますね!

 

こうして、新海誠監督の映画を続けざまに4作品+CMを見たあと、改めて君の名は。を見返すと、やはりぐんを抜けてすべてが洗練されていると思いました。新海誠監督の15年間の集大成ですね。大ヒットするということは、沢山の共感があって、みんなが見たいと映画館へ足を運ぶ。それだけいい映画なんですね。そしてご本人は、お客さんに支えられているといった感覚が強いらしく、お客さんあっての新海誠なんだそうです。

 

最後に、映画がヒットしたおかげで、ヒットさせるために映画作りをしなくてよくなったし、もっと自由にモノづくりができるようになったそうです。正直な方ですね。

その自由な次回作の制作は、もう始まっているようです。楽しみですね(^^)/

 

現在、国立新美術館(東京・六本木)で12月18日まで、新海誠展」を開催しています。

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