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『ペドロ・アルモドバル』の映画を見た!①「バチ当たり修道院の最後」「神経衰弱ぎりぎりの女たち」「キカ」感想

WOWOWで放映された

[スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル]を一気に見る!

このペドロ・アルモドバルは以前から大好きで、WOWOWなどで放映されると見ていましたがこの3作は初めて見ます。ちょっぴりネタバレありです!

 

 「バチ当たり修道院の最後」(1983)

 Amazonには、この映画パンフレットと「アルモドバルの世界」(映画主題歌)しか該当しなかったので、DVDとかにはなっていないのでしょうか?

 

マドリッドを舞台に、資金難で閉鎖に追い込まれる間際の修道院をなんとか維持しようと悪あがきをする、修道女たちのハチャメチャな努力と無責任を描く、スペインの奇才アルモドバルのおバカ度満点の怪作。

バチ当たり修道院の最期 - 作品 - Yahoo!映画

まず主役の女優がいい!クリスティーナ・サンチェス・パスクァル(ヨランダ)、そしてフリエタ・セラーノ(尼長)のやり取りが面白すぎる。その他4人の尼僧たちが可愛い!のに、なんとも不謹慎この上ない。後半での(尼長)の祝聖日のためのお祝いのために、歌手である(ヨランダ)が歌とダンスを披露するシーンは抱腹ものであった。尼さん達のコーラスも必見。

この映画、「第8回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」(1999)で上映されていたとのことです。評価を見ると、面白いと不謹慎の二つに分かれている。この手の映画は、楽しめる人が楽しめればいいのではないでしょうか…

 

「神経衰弱ぎりぎりの女」(1988)

 一緒に暮らしていた恋人イバンが留守電にメッセージを残して突然姿を消し、大ショックのペパ。自分のことだけで精一杯の彼女の元に、テロリストの恋人を持つ友人やイバンの息子とその婚約者、さらにイバンの元妻などなど、悩める女たちが次から次へと現れて……。悩みながらもたくましく生きていく女たちを、鬼才ペドロ・アルモドバル監督がコメディタッチで描く。アルモドバル監督の初期作品の常連、アントニオ・バンデラスも出演。

神経衰弱ぎりぎりの女たち : 作品情報 - 映画.com

 映画を見終わってから知った!彼女(ロッシ・デ・パルマと一緒にいたあのちょっとデビット・リンチ風なヘアスタイルの彼がアントニオ・バンデラスだったのですね!本当に若くて華奢だ!でも確かに顔はバンデラスです。

最初のベッドが燃えちゃうシーンなんて楽しい。アルモドバルの映画に出てくる女はなんでこうも魅力的なのか…男に翻弄されながらも、結局は強く生きていく。こんな風にさばさばと生きていきたいものだ。最後の空港までのシーンは凄かった!ルシア役のフリエタ・セラーノという女優は圧巻だった!その演出には笑えた。タクシーの運転手など、脇役も一人残らず存在感がありました。

この映画は、ヴェネツィア国際映画祭脚本賞を受賞しています。

 

「キカ」(1993)

キカ [DVD]

キカ [DVD]

 

 主人公キカはメイクアップ・アーティスト。気だてよく行動的で、年下のハンサムで少し変わり者のカメラマン、ラモンが恋人。そこへ彼の義父の放浪作家が二人の前に現われる。キカはこのちょっとだらしのない男に魅かれてしまう。更には“今日の最悪事件”なる報道番組を持つTVレポーターのアンドレアが二人につきまとい……。一癖も二癖もある登場人物たちが入り乱れて繰り広げる、アルモドバル監督による異色の愛と激情のドラマ。ジャン=ポール・ゴルチェによる奇天烈な衣装も話題となる。

解説・あらすじ - キカ - 作品 - Yahoo!映画

 まぁ、強烈な映画でしたね。やはり女優が素晴らしい!(こればっかりですが…)しかしひとつ間違えると、ものすごいいやらしい映画になってしまうのに、ひょうひょうとしたこのコメディ感は、アルモドバル以外では無理でしょう。先程のバンデラスの恋人役で、この映画ではメイド役のロッシ・デ・パルマは、アルモドバル映画の常連女優。強烈な個性です。自分のステージを演じたり、頭にカメラを乗っけて登場するレポーター役のビクトリア・アブリル(アンドレア)は可愛くて、コミカルで美しかった!!そして衣装はジャン=ポール・ゴルチエが担当した(これも後で知った)だけあって、色彩が豊かで、魅力的だったし奇抜でした。

それにしても、この映画「R12指定」なのですが…「12」でいいのでしょうか?

この頃のアルモドバルは、ストレートな性的描写が特徴なようです。まぁ、当時はもっと衝撃的だったのかもしれませんね。それにしても、アルモドバルは、

やっぱり面白い!!

 

〈後半〉に続く・・・