Nagiなブログ

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苦手だった "村上春樹″ の初期の作品を読んでみた!

"村上春樹の小説がどうにも苦手だ!

と、いう事で

「昔の村上春樹の小説を、今更ながら読んでみた!」

今や、神格化されている存在の村上春樹。もう何年も、ノーベル文学賞の候補に挙がっているので、そうなったのか…どうなのか…

 

ノルウェイの森を最初に読んだのは、リアルタイムの1980年の後半だったと思う。その時は、面白くてのめり込んで、あっという間に読み上げた記憶がある。(でも、文庫化してからだから、もう少し後かな)

ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫)

ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫)

 

 私も、若かったし世代も同じ位の話だったので、興味深く読みました。しかし、なぜかその後が続かず(当時は椎名誠などにハマり、冒険物やエッセーばかり読んでいた)に、いたのですが…

それから何年かして、どの本だったのか忘れてしまったのですが、村上春樹の本を読み始めた時に

「ん!なんか気になるぞ…、この表現が…」2,3ページ読んで止めてしまったのです。それ以来、

「私は、村上春樹は苦手!」

と、その後は私の読書欲の対象ではなくなりました。

 

なにが、苦手なのか?

 

ネットで調べると、こういう人が結構いるのですね。私と同じ様に感じている人が…

一言でいうと、

「キザ。」

例えば、車ならその車種を、料理ならメニューの内容やらワインの種類やら、トレンドっぽい場所、一番登場してくるのが音楽。ジャズ・ロックetc。レコード名やら、アーティスト名やら。長い時は、それだけで3~4行は続く。しかも、凄くマニアックではなくて、少しかじった事のある人なら分かる範囲で。

もうもう、それがダメでどうしても読み進められない・・・

気持ちを立て直して、1Q84を2年程前にチャレンジしてみたのですが、やはり冒頭でリタイア。そうまでしても、読もうとは思わないし、苦手な小説なんて、そっちの方が断然多いし、「もういいや。」と、匙投げ状態でいたのですが…

 

昨年、今年とイタリアへ旅行をして、ローマの魅力にドップリとハマり込んでしまった私は、旅行記のお勧めを検索していくと、村上春樹「遠い太鼓」という1990年に出版された本に辿り着いた。

そして、エッセイなら大丈夫かも!と読み始めました。時代は1980年代なので、だいぶ変わってはいるのですが、旅の基本は変わりなく、一気に読むことができました。途中、「私とはだいぶ考え方が違うなぁ」なんて、思いながら読んだのですが、読み易く、楽しく読むことができました。

じゃあ、この機に他の本も読んでみるか!

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と、一気に読んでみましたよ~(全部、BOOKOFFでの購入ですが)、まぁ例のいわゆる私的には「キザ。」に感じる部分は多々あるのですが、前ほど気にならない。

「本人、分かっててやってるな…」と前々からうっすらと思っていた事が、やっと受け入れられたって感じですかね。

上記の写真の本だけなのですが、内容が面白い。羊男が面白い。話は面白いです。

なんか「青春三部作」っていうのがあるそうで、完結編の羊をめぐる冒険を先に読んでしまったけれど、これから買って読むか!って思っています。

 

最近の作品はどうなのでしょうね?騎士団長殺しとか・・・

私は、気に入った作家と出会うと、片っ端から読んでみたくなります。最近では、角田光代羽田圭介そして今は町田康ずっと連続ではなくて、それらの作家をシャッフルして読んでいきます。そこに、どうやら村上春樹が入ってきたようです。

もっと村上春樹の小説を読んでみなければ分りませんが、町田康村上春樹って対極的ですよね。今の所、私は断然、町田派ですが…