Nagiなブログ

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わかってきた⁉ キリスト教・・・

 わかってきた⁉ キリスト教・・・

2千年以上の歴史のある、宗教であるキリスト教を、たかが数か月でわかってきた…などと口にするのは、甚だおこがましいのですが、知識ほぼ0(ゼロ)だった数か月前に比べれば、まぁ、何となくではあるがわかってきた?理解しつつある?そんな感じであることを、どうか心を広く持って受け止めていただけたら…なんて思うのです(誰に向かって、なのかな?)

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《栄光のキリスト》1123年頃 フレスコ バルセロナカタルーニャ美術館

西洋絵画を理解するためにキリスト教を学ぶ!

 

 

が私の原点でしたので、キリスト教と絵画が結び付いた本を読むのが主流となります。そんな本を数冊読んだ後、「芸術新潮8月号」がまさにタイミングピッタリ!に発刊されました。 

芸術新潮 2017年 08 月号

芸術新潮 2017年 08 月号

 

 特集は「新約聖書」から始まります。読み始めてから知ったのですが、この号の約一年前の「芸術新潮6月号」で「旧約聖書」版が先に刊行されていました。なのでシリーズ後半みたいな形になっていたのですが、まずは購入した「新約聖書」版から読み始めます。

コンセプトは世界最大の「聖書」を名画と広島弁で読み直す、「ヴァイオレンス・ガイド」なのであります。その名の通り、「聖書」を広島弁でヴァイオレンス風に小説に仕立て上げ、それに付随した絵画を紹介してくれています。(これは標準語で)

意外(任侠調の広島弁)と、分かり易い!し面白い!そのあとの、新約聖書の説明や第2部の加藤磨珠枝さんの解説もとても読みやすかったし、挙げている絵が魅力的でした。とても満足したので、前号も購入。(残念ながらバックナンバーは売り切れでした)

芸術新潮 2016年 06 月号

芸術新潮 2016年 06 月号

 

読む順序は逆になってしまったのですが、今更逆でも…という感じで、やはり旧約聖書も興味深かったです。そしてこちらも、第2部の池上英洋さんの「聖書と美術」という解説が分かり易く興味深かったです。

しかし…キリスト教って人間臭いなと感じました。嫉妬・妬み・驕り・欲・暴力が混在していて、ドロドロしている。雑誌にうたわれている通り「仁義なき」という言葉がハマってしまいそうな・・

危ないですね💦この発言!そもそも「聖書」をきちんと読まない者が何を言うか‼と、怒られてしまいそうです。

更にお叱りを受けそうな上での感想ですが、物語的にいうと新約聖書の方が分かり易い。旧約聖書は、なんとなく神であるヤハウェが比較的怒ってばかりいる。禁断事が多くて、大変そう。新約聖書」は、それに比べるとストーリーがあって、流れが汲み易いように思います。

最後まで分からないのが

キリストが実際いたかどうか?

磔刑』に処されるまでは実在したのではないか、と考える人が多いようなのですが、その後は、宗教なので人々の願望だとか、信仰心だとかでそれぞれの考えも変わっていくのかなとも思いました。

 

ともあれ、聖書に描かれている物語を伝導していくために、文字ががあまり普及されていなかったルネサンス期の時代に「絵画」によって広めようとした。のが、キリスト絵画の重要な役割であった事は、間違いないようです。

キリスト絵画って結構おどろおどろしい絵も多く、グロテスクなのが不得手である私は、クラーナハの『ユディト』なんか、最初は首切りの断面なんて絶対に見ることができなくて、ドキドキしながら鑑賞したものでした。(今でも見たくはない)

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「 ホロフェルネスの頭部を持つユディト」1530 ウィーン美術史美術館

さらに、カラバッジョなどはその画力が人並み外れているので、臨場感が半端ない!ちょっと、怖いです。でもその魔力に取りつかれると、もうぞっこんになってしまいますが…

これからも、国内外でキリスト教絵画を見ることがたくさんあると思います。こうして少しずつではありますが、知識を広げることで、鑑賞することがますます楽しくなっているのは嬉しいですね!

My favorite one #7

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レオナルド・ ダ・ヴィンチ 【 受胎告知 】 1472-1475 | ウフィツィ美術館

昨年フィレンツェに行ったときに、ウフィツィ美術館で実際に鑑賞して来ました。本当に美しかった。これが、キリスト絵画の私の原点かも…レオナルド最初の作品。