Nagiなブログ

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必見!「原美術館コレクション展」は贅沢な空間。現代美術に魅せられました!

原俊夫による原美術館コレクション展「現代美術に魅せられて」を見て…

品川の原美術館へ行って来ました!

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1979年に開館した原美術館の膨大なコレクションの中から、1950年代以降の作品(絵画・立体・写真・映像・インスターレーション)を創立者である原俊夫氏自身がキュレーターとして企画したコレクション展です。

http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/NGs6zPJwCV3WYyQrk9De/

まるで、「現代美術」という本をそのままこの空間に持ってきたみたいな、それは贅沢な空間でした。

玄関から1階

入り口を入るとエントランスに、ジャクソン ポロックの「黒・白・茶」(1952)。ポロックにしては地味目な作品があります。大きさも、ポロックにしては小さめですが、緊張感のある作品です。

ギャラリーⅠでは、工藤哲己の「平板な環体での増殖性連鎖反応」(1958)といった、これも壁面に掛けてある、やはり工藤哲己にしてはおとなし目の作品でした。しかしインパクトは大きいし素敵な作品です。

そして私の好きなアーティストで(といっても、好きな作家ばかりなのですが)ジャン デュビュッフェ「二人の機械工」(1944)という74×6cmの作品は、かなり素晴らしかったです。

草間弥生「自己消滅」(1980)はいつもの赤い水玉ではなく、テーブルとイス壁にはネクタイなど全体が黄色で覆われていて、珍しい作品でした。私は、あまり見たことがなかったです。

廊下には、アンディー ウォーホール「撃たれた大統領」というシルクスクリーンが11枚。

ギャラリーⅡは、贅沢の極みな空間です!右側の壁にある李禹煥「線より」(1979年)が目に飛び込みます。この作品こそが、李禹煥と言えば…みたいな作品ですよね。私がちょうど李禹煥にハマった頃の作品です。タピエ「無題」(1961)、菅井汲「月」(1957)、マーク ロスコ「赤に赤」(1969)どれも、私が現代美術を知った頃の代表的な作家でした。そしてアメリカの現代美術の作家の中で非常に興味を持ったロバート ラウシェンバーグのかっこいい作品もありました「間に合わせもの」(1964)。こんな切れ味のいい作品に出会ったら、ニヤニヤしてしまうしかないです。

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デュビュッフェ「二人の機械工」 ラウシェンバーグ「間に合わせもの」

アイ ウェイウェイ「毛像組1」も迫力でしたし、宮脇愛子など、70年代後半から興味をもった、そして世界的に脚光を浴びたアーティスト達です。

階段、2階

ナム ジュン パイク「キャンドルテレビ」(1980)、イヴ クラインは、赤い作品でした「モノクローム、赤」、ギャラリーⅢでは杉本博司「仏の海」(1995)なるほど一部屋いっぱいに仏様の海でした。ギャラリーⅣはちょっと小ぶりなジャスパー ジョーンズの鉛のレリーフ「0から9まで」(1976)、そしてジャン ティンゲリーペリカンの卵」小さいながらも、ティンゲリーの作品を生で見られるのは貴重ですね。機械の音を聴いているだけでも、ゾクゾクします。そして日本の現代美術には欠かせない河原温「18 JUN.1984」(1984)。

ここまででも大充実なのに、さらにギャラリーⅤでは、今井俊満「黒い太陽」(1963)、篠原有司男「モーターサイクル ママ」(1980)などで賑わっておりました!しかし、この展覧会で私が一番気に入ったのは、ヴィレム デ クーニングの「無題」(1970)の作品でした。残念ながら、ポストカードにはなっていなかったので、紹介できないのですが…59×47㎝の小品ですが、クーニングでも中でも、あまり見かけないような作品のような気がします。(いちばん欲しかったです・笑)

そして原美術館は、何といってもその建物が本当に個性的で、日本の代表とされる建築物であり、美術館です。私が訪れた日は、東京は大雪が降った翌日だったので、残念ながら庭に出ることはできなかったのですが、展覧会を見終わった後に、庭に出てみるのが好きです。展示室が、沢山に分かれているので、小部屋みたいで。入る時にいちいち、

ワクワクします!

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原美術館 Hara Museum 入り口

3月11日迄が<前期>、3月21日~6月3日が<後期>として開催されます。約1000点もあるコレクションの中から、原俊夫さんが後期に選ぶのは何なのか?大変興味深いです。

是非、贅沢な空間で、現代美術に時間を費やしてみて如何ですか?お勧めです!